- しじん
- I
しじん【使人】使いする人。 使者。IIしじん【四神】(1)天の四方の方角をつかさどる神。 東の青竜(セイリヨウ), 西の白虎(ビヤツコ), 南の朱雀(スザク), 北の玄武(ゲンブ)の称。 星宿を動物に見立てる中国古代の思想に由来する。 四獣。(2)中国で, 四季をつかさどる神の名称。 春の句芒(コウボウ), 夏の祝融(シユクユウ), 秋の蓐収(ジヨクシユウ), 冬の玄冥(ゲンメイ)をいう。IIIしじん【士人】(1)さむらい。(2)教養・地位のある人。IVしじん【市人】まちに住む人。 また, 商人。Vしじん【市塵】(1)市街に立つちりやほこり。(2)市中のにぎやかなこと。 市中の雑踏。VIしじん【梓人】大工の棟梁(トウリヨウ)。VIIしじん【澌尽】〔「澌」はつきる意〕つきはてること。 滅びつきること。VIIIしじん【矢刃】矢と刃(ヤイバ)。 兵器。 武器。IXしじん【私人】公の立場を離れた一個人。⇔ 公人「~の資格で参加する」「一~として申し上げる」Xしじん【至人】修養の極致に達した人。XIしじん【至仁】この上なく哀れみ深い・こと(さま)。XII
「天道果して~にして/福翁百話(諭吉)」
しじん【詞人】漢詩文を作る人。 詩人。 文人。XIIIしじん【詩人】(1)詩を作る人。 詩作に巧みな人。(2)詩情を解する人。XIVしじん【資人】律令制下, 皇族や貴族に位階や官職に応じて支給され, 護衛や雑役に使われた下級官人。 親王・内親王に与えられた帳内, 五位以上の者に与えられた位分資人, 中納言以上の官職にある者に与えられた職分資人など。 つかいびと。 とねり。
Japanese explanatory dictionaries. 2013.